カジノに関するトピックニュースをお伝えします。カジノ法案が成立し、日本に実際にランドカジノが開業するのを、応援します。またカジノファンへお得な情報もご提供します。健全でリゾートライフでロハスな社交場であるカジノを応援します。
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カジノ法案の成立がしだいに目に見えだす、今日このごろですが、
現実性を帯びてきた、日本でのカジノ、どこになる?
ということですが、「ハウステンボス周辺にカジノを」。
これを、まず、このサイトは、応援しますぞ。
長崎県知事、ハウステンボス周辺にカジノを
2014/03/04 47ニュース より
『長崎県の中村法道知事は4日の県議会で、テーマパークのハウステンボス (同県佐世保市)周辺にカジノを含む統合型リゾート施設を誘致する考えを 表明した。
「県民組織を発足させ、合意形成や国への働きかけに全力で取り組む」 と述べた。6月補正予算案に関連経費を盛り込む方針だ。
長崎県はカジノの立地が雇用確保や観光振興につながると期待し、誘致の可能性を 有識者会議で議論してきた。
有識者会議が周辺環境悪化の恐れを指摘したことを念頭に、中村知事は「治安や 青少年教育への影響を最小化するため、具体策を検討する」と強調した。』
ハウステンボスで人気のあるスポット
カジノを含む統合型リゾートというのは、いいかもしれない。
統合型リゾートという集客戦略ですでに、カジノをとらえ、
ハウステンボスは、すでに動き出し、公海上でのカジノクルーズを運行していた。
実は、ハウステンボスは、子会社の HTBクルーズが運航する長崎―上海航路の「オーシャンローズ号」就航の2011年11月3日の第1便から,船上カジノをはじめていた。パナマ船籍であり、公海上ではパナマの法律が適用されカジノ営業が可能になるとのこと。
「オーシャンローズ号」
しかし、尖閣問題の影響はことのほか大きく、2013年1月には、この運行をわずか1年2ケ月で断念。「オーシャンローズ号」を3年間、外国に貸し出すことにした。
以前から、ハウステンボは東アジアからの客が落ち込んでいて、カジノというのは、その点、起爆剤になりうる。尖閣問題が今までの状態より改善されたら、カジノで東アジアからの訪問客は増える。
最近のハウステンボスは、キッズを集客するテーマパークと、入場無料のフリーゾーンの滞在型リゾートに分割されているようだ。集客のセグメントに以前のあいまいなところが無い。これが、黒字化をもたらした理由なのだろう。
集客のセグメントとして、カジノ誘致ー世界の富の99%を所有しているか動かしている富裕層が、お金を使ってくれる滞在型リゾート、という戦略は合理性がある。
創業者の神近義邦氏の、初めにあった、滞在型リゾートというコンセプトにも、合っている。
さて、ここでハウステンボス創業者の神近義邦氏のことに触れておきたい。
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ハウステンボスが、1992年 3月25日、神近義邦氏のもとで、開業した頃、同郷である村上龍が『長崎オランダ村』という小説を出して、ハウステンボス開業を側面から応援している。知られているように、神近義邦氏はハウステンボスの前に、1982年に、テーマパーク長崎オランダ村を創業していた。
オランダというテーマは同じだが、ハウステンボスは、環境浄化と滞在型リゾートそしてそれ自身が歴史をもつ土地になるため町名を持つ、というのをコンセプトに、長崎オランダ村を、スケールアップした。
しかし1992年は、バブルが破裂した影響の始まりにあたっていた。東京ディズニーランド以外は、日本全国のほとんどのテーマパークは破産に向かってしまった。
ハウステンボスの環境浄化というのは時代の先端だったが、テーマパークそれも滞在型は、需要が縮小した。
その後の、ハウステンボスの沿革は次のようになっている。
2000年 6月 業績不振のため経営支援と引き替えに創業者の神近義邦が代表取締役社長を辞任。
2003年 2月26日 会社更生法の適用を申請。
9月 支援企業が野村プリンシパル・ファイナンス(野村ホールディングスのベンチャーキャピタル)に決定。
2010年 1月 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)による支援が正式決定。
4月、同社会長の澤田秀雄がハウステンボス社長に就任。
エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が中心となる新たな経営再建が開始され、澤田社長は数々の改革をやり、事業再建を始めて初の決算で、「開業以来初の営業黒字に転換しました」と公表した。
澤田氏は、経営再建の前提として、まず債務整理をした。金融機関との交渉で、当時残っていた60億円の債務の8割の債権放棄を受けることになり、残債務も、西鉄、九州電力、九電工、西部ガス、九州旅客鉄道(JR九州)といった地場の大手企業からの出資で弁済し、債務ゼロの状態にして、経営を開始した。
佐世保市からは、固定資産税納付額に相当する、再生支援交付金を10年間受け取る、ということも決定した。
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世界一の光の王国
ハウステンボスにカジノか、というのが話題になるなかで、パチンコの、業界紙コンサルタントの会社がハウステンボスに、業界取材かたがた、研修旅行に訪れた。
その際の記事がなかなか、おもしろい。
題して、なんでハウステンボスは再建に成功したのか、それも短期間に、といったもの。
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(抜粋引用始め)
ハウステンボス黒字化の秘訣を学ぶ!~パック・エックス社員研修旅行~ 前編
2012-10-03
こんにちは、PX通信のとみおかです
今週はパック・エックスの研修旅行の模様をお伝えします!
それではどうぞ~
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9/30~10/2の3日間、パック・エックスはグループ全員61名で長崎ハウステンボスに研修旅行に行ってきました。
なぜハウステンボスに行くことになったか?
パック・エックスはこの10月で20期目を迎えます。
毎年10月の第一営業日はキックオフを開催していますが、20期のスタートはいつもと違った雰囲気で開催したいという話から、どこかに旅行に行こうということになりました。
そこで候補地に挙がったのが長崎ハウステンボスでした。
ハウステンボスは二度の倒産(18年間連続赤字)を経て、経営が株式会社エイチ・アイ・エス(以下HIS)に変わりわずか1年で黒字化したことが有名ですよね。
ただ楽しいだけの旅行ではなく、学びのある研修旅行にしたいということで、ハウステンボスを目的地に選びました。
3日間の研修旅行中、1日目はHISの方に講演をして頂き、同じエンターテイメント業界のサービス業として黒字化の秘訣を学び、2日目は丸1日、イチ来場者として楽しみながら、実際にハウステンボスの変貌を自分の目で見てきました。
ということで、前編では主にハウステンボスのレポート、後編ではパック・エックスのキックオフについてお伝えします。
ハウステンボス黒字化の秘訣
①徹底的なコストカット
HISが最初に行ったのは、徹底的なコストカットでした。
それもハウステンボスを買い取る以前にできるだけのコストカットを行いました。
抱える60億円もの借金を金融機関と交渉し、その8割を放棄してもらい、残りの2割を地元九州財界の出資金などを使って0にしたことです。
また、佐世保市から固定資産税納付額に相当する再生支援交付金(年間8億円程度)を10年間受けるという交渉も行いました。
様々な工夫によりコストカットを行い、黒字化を実現しました。
例えば、広大な敷地(東京ディズニーランドとディズニーシーをあわせた広さと同じくらいだそう)の一部に
無料で入れるフリーゾーンの新設です。
フリーゾーンを作ることで、有料ゾーンに経営資源を集約することで、結果的にコストカットを行っています。
外注コストの削減も行っています。
②集客力をあげる
集客力をあげるために、人気キャラクターの
ワンピースを誘致しました。
フリーゾーンにあるので、有料ゾーンに入ることなく、ワンピースを楽しむことができ、結果的に集客に繋げています。
さらに、狭くなった有料ゾーンにお客様を誘導することで、有料ゾーンにも賑わいをつくっています。
②リピーターを増やす
何度来ても楽しめる施設にするため、ハウステンボスではイベントに力を入れています。
それも「日本一、世界一、日本初、九州初、旬である」イベントを、あまりお金をかけずに行うこと。
③海外からの観光客
ハウステンボスの商圏はあまり大きくはありません。
長崎空港からも高速船で約1時間。都会にあるディズニーリゾートとは比べ物にならない程です。
そこで韓国、中国を中心とした海外からの観光客の集客に力を入れています。
上海、長崎間の定期国際航路もこの一環。船上でカジノを運営していることが話題になりましたよね。
現在は日中関係の悪化により船は運休しているそうですが、私たちが行った日も中国からの観光客をよく見かけました。
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これは様々な施策のうちのほんの少しです。
ハウステンボスでは澤田社長を含めた経営幹部によるミーティングが行われ、わずか
30分の即決で日々新しいイベントや、工夫、改善が行われています。
すばやく意思決定して行動すれば、失敗しても修正が早く済むということからだそうです。
勉強会では、試行錯誤を繰り返しているので失敗も多いですよ、というお話も聞けました。
例えば
夜の無料化。夜間の集客がアップするのではと始めたそうですが、実際には逆に
客数が減る ということになったそうです。
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ハウステンボスに行ってみて感じたのは、
価値のあるサービスには、多少高くてもお客様はお金を出すということです。
ハウステンボス内はついお金を使ってしまうところがたくさんあるんです。
200種類くらいのワイン飲み放題イベントがあったり・・・
こういうアトラクションがあったり・・・
運河の船も人気でした。
(抜粋引用終り)
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まあ、会議でああだこうだとダレないで、すぐテストしなさい、ということですね、
あとは、元記事をお愉しみください。
パック・エックス通信
http://ameblo.jp/e-px/entry-11370350486.html
以上です。